社会人の平均勉強時間はたった13分!忙しい中で学習時間を捻出する方法
みなさん、こんにちは!
「社会人の平均勉強時間は13分」って知っていましたか?
忙しい毎日を過ごす中で、
自己成長やスキルアップのための時間を確保するのが難しいと感じている人が多いでしょう
しかし、その中で学習する人としない人では大きな差が生まれます
この記事では、なぜ社会人が十分な勉強時間を確保できないのか、その原因を探りつつ、忙しいスケジュールの中で効率的に学習時間を捻出するための具体的な方法を紹介します
- 日本の社会人の勉強時間
- 海外との意識の差
- なぜ勉強をしないのか
- 忙しい中で、どうすれば勉強できるのか
小さな積み重ねが、やがて大きな成果になるよ
社会人の勉強時間はどれくらい?
社会人の勉強時間は、総務省統計局が2022年に発表した社会生活基本調査(令和3年度調査)によると平均13分です
またこの調査では、過去1年間で「学習・自己啓発・訓練」を行った者は 39.6%となっています
- 過去1年間で「学習・自己啓発・訓練」を行なった者は 39.6%
- 社会人の「学習・自己啓発・訓練」の平均時間は13分
つまり、勉強をしている社会人は全体の4割しかいません
この平均勉強時間13分は、全く勉強をしていない6割も含まれての13分となります
とはいえ、このデータから分かるのは日本の社会人は、
「勉強の習慣がない」ことがわかります
世界との比較
次に世界の人々と比較をしてみましょう
驚きの結果となりました
こちらの表は、勤務外(自由時間)に自分の成長のために行っている学習などについてのアンケートです
社会人が業務外で行っている学習・自己啓発ランキングは以下のとおりです
- 「読書」(34.5%)
- 「研修・セミナー、勉強会へ参加」(30.4%)
- 「資格取得のための学習」(22.0%)
- 「通信教育・eラーニング」(21.8%)
- 「語学学習」(20.9%)
特にこれから経済成長していくであろう、
東南アジアではほぼ全ての項目で全体平均を大きく上回り、
勤務外での勉強や自己啓発に意欲的だと分かります
ですが、なんと日本では「とくに何も行っていない」が52.6%でダントツです
さらに、こちらの表を見ると
「現在は自己投資しておらず、今後も自己投資する予定はない」が42%を占めています
つまり、今からでも動き出すだけで、4割の人よりも一歩先に行けるんです!
これだけでもやる気が出てきませんか?
動き出すだけで、集団から抜けられるのは大きいよね
勉強の定義を広くしよう
とは言いつつも、いきなり勉強は厳しいな、
動き出すだけで、4割の人に差をつけれるけれど
勉強の敷居って高いですよね
そこで、勉強の定義を広くして取り組みやすくしましょう
学生の頃の勉強といえば、机に向かって参考書を開いて、問題を解く
こんなイメージですよね
でも、社会人の私たちは
- 興味のある分野の本を読むだけ
- 漫画形式になっている本を読む
- Youtubeなどで金融の動画を見る
本当に勉強?って思えるくらいのことを勉強と定義しましょう
机に向かうだけが勉強ではないし、読書でもYoutubeでも構わない
人と会って何かを吸収するのも勉強と捉えていいと思います
ただ、「それが自分のキャリアや生活の質を向上させるなら」とルールを決めましょう
そして段々と時間や内容を濃くしていきましょう
勉強しない4つの理由
次は、勉強をしない理由、原因を探っていきましょう
次の4つの理由に当てはまると思います
- 勉強時間が確保できない
- 何の勉強をすればいいか分からない
- やる気が出ない
- 周りも勉強していないから
確認をしていきましょう
勉強時間が確保できない理由
仕事が大半を占める
社会人になると、1日の大半が仕事になります
それ以外にも家事や育児などに追われて、勉強時間の確保は難しいです
自分の時間が1時間も取れれば良い方という人もいるでしょう
余力がない
どんな仕事にも共通してますが、仕事に全力を注ぐため、帰宅後にはヘトヘトです
日によっては、休憩時間も取れないまま仕事しないといけない時もあるでしょう
帰宅後、休憩せずに勉強はなかなかしんどいです
何の勉強をすればいいか分からない
目標が曖昧
このような状態では、何を勉強すればいいか分かりません
学生時代は志望校合格という明確な目標があったため、辛い勉強も頑張れました
しかし社会人では、
- 「勉強しなくても、給料は変わらない」
- 「転職する気もないから、勉強しなくてもいいや」
と考えてしまう人もいるでしょう
何のために勉強するのかを明確にすることが大事です
- TOEICで800点とる
- お金の勉強をして損しないようにする
- キャリアアップのために資格をとる
このような目標ができたら良いですね
やる気が出ない
現状で満足している
なぜ勉強をするのか?
それは、「理想の自分になるため」や「目標を達成するため」です
しかし、現状に満足していると目標もないし、向上心も湧かないので、
やる気が出ません
やることが多くて手が回らない
仕事でも家事でも、やることが多すぎて手が回らなければ、
勉強は後回しになります
最初は、仕事や家事などを優先的に終わらせましょう
余裕を作って、勉強にも集中できるようにしましょう
周りも勉強していない
周りに勉強している人がいないと、「目標がある」「勉強する強い意志」がなければやらないでしょう
環境・仲間の影響
周りの人はあなたと似たような考えをしています
勉強をしていない人の周りには、勉強していない人たちが集まります
ですが、勉強を始めると、自然と勉強している人たちが寄ってきます
勉強するコツ6選
どのように勉強に取り組むと良いのかを説明します
- ルーティンを作る(朝活)
- 隙間時間、ながら勉強をする
- 目標を明確にする
- 小さいステップから始める
- SNSで発信する
- 適度に休憩をとる
1. ルーティンを作る(朝活)
朝の時間を有効活用するために、ルーティンを作りましょう
朝は他の予定に邪魔されにくく、集中しやすい時間帯です
以下のポイントを押さえた朝活ルーティンを試してみましょう
- 早寝早起き
質の良い睡眠を確保するために、夜は早めに就寝しましょう。朝早く起きることで、静かな時間を確保します - 朝のルーティンを設定
起床後の行動を固定化することで、脳が「勉強モード」に切り替わりやすくなります。ストレッチや軽い運動、朝食後に勉強を始める習慣をつけましょう - 短時間でも集中
1時間の勉強時間を確保できなくても、30分でも集中して取り組むことが重要です。朝のフレッシュな状態で効率よく勉強しましょう
2. 隙間時間、ながら勉強をする
忙しい社会人には、隙間時間を有効活用する「ながら勉強」が効果的です
以下の方法で、日常のちょっとした時間を勉強に変えていきましょう
- 通勤時間を利用
電車やバスでの通勤時間に、オーディオブックやポッドキャストを聞くことで、知識を吸収 - 家事の合間
洗い物や掃除の時間に、語学アプリを使ったり、フラッシュカードを見て勉強 - 待ち時間を活用
仕事での待ち合わせや病院の待合室などの時間も、短い記事やメモを読んだりして吸収しましょう
3. 目標を明確にする
勉強のモチベーションを保つためには、具体的な目標を設定することが大切です
以下の方法で目標を明確にしましょう
- SMART目標を設定
- 具体的(Specific)
- 測定可能(Measurable)
- 達成可能(Achievable)
- 現実的(Realistic)
- 期限付き(Time-bound)
このような目標を立てると、進捗が確認しやすくなります
- 長期目標と短期目標
大きな目標に向かって、段階的に達成できる短期目標を設定することで、モチベーションを維持しやすくなります - ビジョンボードを作成
目標や夢を視覚化するビジョンボードを作ると、毎日目にすることで意識が高まり、やる気を保つ助けになります
4. 小さいステップから始める
最初から大きな目標だと挫けやすいので、少しずつステップアップしましょう
- 具体的なタスクに分ける
大きな目標を達成するために、具体的なタスクに分けて取り組みます。例えば、「1日1ページ読む」「1週間で5単語覚える」など - 小さな成功体験を積む
小さな達成感を得ることで、次のステップへのモチベーションが高まります。初めてのステップは簡単に達成できるものに設定しましょう - 継続することを意識する
毎日の積み重ねが大きな成果につながります。無理なく続けられるペースで勉強を進めましょう
5. SNSで発信する
SNSで自分の勉強の進捗を発信することで、モチベーションを維持します
- 勉強記録を公開
毎日の勉強内容や成果をSNSでシェアすることで、モチベーションを保ちます - 勉強仲間を見つける
同じ目標を持つ仲間とつながることで、情報交換や励まし合いができ、孤独感を減らすことができます - 定期的に振り返る
SNSで発信した内容を残っているので時々振り返ることで、自分の成長を実感できるでしょう
6. 適度に休憩をとる
長時間の勉強は、逆に効率を下げてしまいます
適度な休憩を取り入れて、効率よく勉強しましょう
- リフレッシュタイム
休憩中はストレッチや軽い運動をして、体をリフレッシュさせましょう。ただし、ここでSNSを見ると戻って来れなくなるので注意してください - 目を休める
長時間の勉強で疲れた目を休めるために、遠くを見る時間を作りましょう。遠くを見ることで視力の低下も防げるそうですよ - ポモドーロ・テクニック
25分の勉強と5分の休憩を繰り返すポモドーロ・テクニックは、集中力を高める効果があります
ポモドーロ・テクニックについてはこちらも参考にしてください⇩
これらの方法を取り入れることで、忙しい社会人でも効率的に勉強を進めることができます
自分に合った方法を見つけて、無理なく続けていきましょう
まとめ
じゃあ、要点をまとめるよ
社会人の勉強時間に関する統計
- 社会人の「学習・自己啓発・訓練」の平均時間は13分。
- 勉強している社会人は全体の約4割。
勉強しない理由
- 勉強時間が確保できない
- 何の勉強をすればいいか分からない
- やる気が出ない
- 周りも勉強していないから
勉強する方法
- ルーティンを作る(朝活)
- 隙間時間、ながら勉強をする
- 目標を明確にする
- 小さいステップから始める
- SNSで発信する
- 適度に休憩をとる
以上参考になれば嬉しいです
それではまた!!
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