MRI認定技師(磁気共鳴専門技術者)に一年で合格する方法【オススメ参考書や勉強方法・資格申請手順まで公開】
今回は磁気共鳴専門技術者の資格を一年で取るための方法を紹介します
実際に私が一年でどのような勉強をしたのかを基に、
いつまでに、何をすればいいのか、具体的に提案をしていきます
大前提として、学術7団体(日本磁気共鳴医学会,日本医学放射線学会,放射線専門医会・医会,日本診療放射線技師会,日本放射線技術学会,日本臨床衛生検査技師会,日本画像医療システム工業会)に2年以上所属していることが必須です。
所属していないと1年では取得できないので、、、
過去問の解答と解説はこちらへ
MRI性能評価の解説はこちらへ
磁気共鳴専門技術者を所有するメリット
まずは、なぜMRI認定技師を取る必要があるのかです
モチベーションを高く保つ為にもご覧ください
他の技師と差別化ができる
これは特に取得が難しい資格ほど差別化ができると思います
MRI認定技師は取得が難しいと、私自身は思います
診療放射線技師の中でも、この資格を持っている人は多くはないので、
一目置かれるようになります
より一層の知識が求められる
認定を取得したら終わりではありません。むしろここからが始まりです。
勉強会や学会に出るようになると、自分よりも知識も経験も豊富な人が大勢います
その方々の発表や講演を理解するには、最低でも認定試験で必要とされる知識量が必要だと思います
さらに職場では知識や経験を与える側になるので、より勉強をして業務に貢献する必要があります
このように書くと「めんどくさいな」と思う人もいますが、
発表内容や勉強会で内容を理解できるようになるので、楽しくなります
また知識や経験は、仕事をする上でとても重要です
知識を得た状態でする経験と、それ以外では雲泥の差となります
転職や昇進の時の大きなアピールポイントになる
率直に言えば、給料が上がりやすくなります
職場によっては毎年目標を自分で設定して、途中経過や成果を報告する必要があると思います
『認定技師を習得する』と目標を立て、見事達成すれば、賞与や昇級の一助となります
昇級する際に、資格の有無以外同じ条件の人が2人いた場合、明らかに資格所有者の方が有利に働きます
また転職の際にも大きな力になってくれます
自己PRやこれまでどのように医療に貢献してきたのかなど、履歴書や面接で自分をPRできます
「この人を入れたら職場に活気が出そうだな」や「MRIのことを任せても良さそうだな」とプラスに捉えてくれるでしょう
認定試験を受けるための申請資格の取得
勉強も大事ですが、『申請するための資格』が無いと何もできません
具体的に何をする必要があるのか、確認していきましょう!
具体的に確認していくよ!!
まずは「日本磁気共鳴専門技術者認定機構」に記載されている認定試験申請資格を見ましょう⇩
認定試験申請資格
(1)構成団体への在籍:申請時に構成7団体のいずれかに在籍して丸2年以上在籍している者。
学生会員での在籍期間も含む(申請時の備考欄にその旨を記載してください)。(2)MR操作経験:経験年数については不問
(3)装置の精度管理:機構が提示した装置の精度管理に関する性能評価ならびに指定の科目の測定結果を提出する。(提出項目は、性能評価試験項目で確認して下さい)
(4)施設の安全管理:被検者ならびにスタッフのための施設が備えている安全管理マニュアルを提出する(これを機に施設の安全管理マニュアルを作成していただければ結構です)
(5)安全管理講習の受講:ホームページの「認定試験受験のためのMR安全管理講習」から受講してください。
※受講証明は受験申請時にアップロードしてください(6)学術成果:MRに関する学術研究発表を3回以上、もしくは学術誌への論文1編以上を有すること。
学術研究発表:JSRTの地方支部またはJARTの地域学術大会以上の学術大会を指す。
研究会や県・地方会の技師会での発表は含まない
論文:査読のある学術誌(地方支部や研究会、紀要、院内雑誌、商用雑誌に掲載されたものは含まない)
※JARTの会員については、2022年度から開始された新生涯教育システムにおいてレベル2以上の取得をもって上記(6)が免除される特例となります。但し、レベル2であっても申請時には基礎技術講習「MRI検査」を修了したことを判明できなければなりません。2023年5月現在、JARTの新生涯教育システムがまだ整っていませんので、磁気共鳴専門技術者認定機構では2024年度まで、これまでのJART会員の特例資格でも申請ができる救済措置を講じます。
A) 生涯教育の診療放射線技師基礎講習 医療基礎コースの3科目を受講している方、もしくはアドバンス診療放射線技師以上を取得している方。
B) 基礎技術講習の「MRI検査」を受講している方、もしくは旧MRI検査技能検定を取得している方。
A 1 医療安全学 基礎講習 医療基礎コース 認定証書の写し or
受講終了が判明できるもの2 救急医療学 基礎講習 医療基礎コース 3 医療社会倫理学 基礎講習 医療基礎コース
旧)医療学4 技師格 アドバンス診療放射線技師 以上 カードの写し or
認定資格が判明できるものB 5 MRI検査 基礎技術講習
旧)MRI検査技能検定認定証書・合格証の写し or
受講終了・MRI技能検定合格が判明できるもの
◆ JARTの基礎技術講習「MRI検査」受講について
2023年5月現在、JARTでは基礎技術講習「MRI検査」のe-learningコンテンツが完成していません。基礎技術講習の対面研修が受講できない方、旧技師格からレベル2以上に移行された方で基礎技術講習「MRI検査」の受講が必要な方は、本機構の動画講習の視聴と確認試験で基礎技術講習「MRI検査」を受講修了とみなします。● 受講対象者
A)の要件を満たしていて 基礎技術講習「MRI検査」が未受講の方
「レベル2」以上に移行された方で 基礎技術講習「MRI検査」を受講していない方● 基礎技術講習「MRI検査」の受講方法
1)認定機構のホームページのバナー「動画で学ぶMR専門技術者に必要な基礎知識」から下記の6つの講座を視聴してください。
①NMR現象と信号の取得
②パルスシーケンスと画像コントラスト
③アーチファクト[1]呼吸性
④アーチファクト[2]フロー
⑤アーチファクト[3]ケミカルシフト
⑥アーチファクト[4]磁化率2)視聴終了後にコチラから確認試験を受けてください。
全部で20問あります。選択肢は5つです。正答数は問題に記しています。
選択肢は出題の度に順番が入れ替わります。3)申請資格の獲得
● 確認試験が満点(20/20)でないと修了を認めません。
● 送信後の「スコア表示」からご自身の点数を確認してください。
※ブラウザを閉じる前に結果が表示された画面をキャプチャしてpdf形式で保存して下さい。
● 満点が採れるまで動画を見直し何度も挑戦してください。
● 修了証は発行しません。
● すべての送信データと申請書のメールアドレスと所属・氏名を整合しますので正しく入力してください。4)提出期限
第18回磁気共鳴専門技術者認定試験(2023年10月)の認定試験を申請される方は、2023年8月31日(木)までの送信結果を有効とします。注)救済措置における上記の講習および技能検定は一度受講、取得していれば2024年度迄申請可能となります。
以上、不明な点があれば、まずコチラ(FAQをダウンロード)をご覧ください。
※ご自分の取得資格はJARTのwebサイト(JART情報システム)で確認してください。またJART関連についてのご質問などはJARTの事務所へお問い合わせください。本機構の事務所では取り扱いません。
(7)一度受験された方は、上記(3)(4)(6)を免除します。
日本磁気共鳴専門技術者認定機構
上記の条件を満たすことが必要です
これだけ書かれたらよくわかりませんので、もっと明確にしましょう
やるべきことをまとめます
- 構成団体への在籍
- MR操作経験
- 装置の精度管理
- 施設の安全管理
- 安全管理講習の受講
- 学術成果
上記の6つをクリアする必要があると整理できました。1つ1つ一緒に確認していきましょう
(1)申請時に構成7団体のいずれかに在籍して丸2年以上を経過した者
まずはこれをクリアする必要があります
大体の人が何かしらの団体に所属していると思いますが、
オススメは日本磁気共鳴医学会、日本診療放射線技師会の2つです。
①日本磁気共鳴医学会
学会発表や勉強会に参加する際に必要だと思います
もちろん入らなくても学会発表や勉強会に参加することは可能です
また、ここから発行される学会雑誌を読むことでトレンドをつかむことでき、試験の時にも役に立ちます。今後の為にもオススメです
②日本診療放射線技師会
ここの一番のメリットは次で紹介する学会発表を免除できることです
学会発表をする必要がないと言っているわけではありません
学会発表は技師としてさらなる高みに行く為には必須だと思います
ただ、今回は一年で合格を勝ち取る為の方法なのでご了承ください。
どっちかしか入りたくないという人は、日本診療放射線技師会をオススメします。
もし現在、日本診療放射線技師会に入会していなくても、他の規定団体に2年以上入会していたら、受験する年だけ日本診療放射線技師会に入会すれば下記で紹介する学術成果をパスできます(公にすると消されるかも、、、)
(2)MR操作経験
「経験年数については不問」と書いてありますのでクリアしています!
(3)装置の精度管理:機構が提示した装置の精度管理に関する性能評価ならびに指定の科目の測定結果を提出する
みなさんが所属している施設にあるMRI装置の性能評価です
やることは4つです
- SNR測定試験
- 均一性試験
- スライス厚測定試験
- T1値,T2値測定試験
やる順番としては1から順に行うのがいいと思います
学会発表をしたことある人なら、これらが土台となりその上で研究をしているので手順が簡単だと思いますが、初めての人ではなかなか大変です
私個人の感想としては1から4になるにつれて、めんどくさくなりますので、まずは簡単なものから終わらせましょう
MRI性能評価の解説もありますので、こちらからどうぞ⇩
(4)施設の安全管理:被検者ならびにスタッフのための施設が備えている安全管理マニュアルを提出する
安全管理マニュアルに関しては、すでに施設でマニュアルを作成してるところがほとんどだと思います
すでにある場合にはマニュアルに目を通して、修正すべきところは修正してください
マニュアルがない場合には作成する必要があります
実際に業務をする為のマニュアルなので、検査の準備から退室までの流れや、造影剤を使用する時の注意点、造影剤アレルギーなどの緊急時の対応方法など業務の一連の流れをまとめてください
(5)安全管理講習会の受講
私の受験時は、試験の当日に安全管理講習会があったので試験前に何かをしたことはありませんでしたが、
現在ではホームページから「認定試験受験のためのMR安全管理講習」を受講するようになっています
公式サイトの右側のバナーにあるので受講をしてください⇧
ちなみにこの安全講習会はめちゃくちゃ大事です
磁気共鳴(MR)専門技術者の役割は下記のように記されています⇩
- MRI 装置の精度管理ならびに被検者および立入り者の安全管理ができること。
- 解剖学的,臨床医学的基礎知識を有し、業務に役立てられること。
- 装置性能を最高度に発揮させ、目的を達成するための技術を有すること。
- 高度な MR 撮像技術の普及のために教育・指導ができること。
患者さんに有益な画像を提供することも大事ですが、何よりも安全にMRI検査を行うことが大事です。なのでしっかりと学びましょう
ちなみに、私の時はこの講習会の内容から問題が出てきました
やることは多いですが、知識も高まりますので楽しみながら1つ1つクリアしていきましょう
(6)学術成果:MRに関する学術研究発表を3回以上、もしくは学術誌への論文1編以上を有すること
これが一番ハードルが高いと思いますし、費やす時間も膨大です
ただ今回は別のルートで攻めたいと思います
先ほども説明しましたが、学会発表は自分が思ったよりもはるかに勉強になります
ただ、今回はJART(日本診療放射線技師会)の会員のみの裏技の⇩
- 生涯教育の診療放射線技師基礎講習
医療基礎コースの3科目の「医療安全学」「救急医療学」「医療社会倫理学」 - 基礎技術講習の「MRI検査」
この4つを受講することで免除となる特例を使います!!
これは日本診療放射線技師会の会員になり、ホームページから受講することができます⇩
「医療安全学」「救急医療学」「医療社会倫理学」はe-learningで受講することができます
*以前の「救急医療学」は実技も必要でしたが、現在ではe-learningのみの受講で修了となっています
「MRI検査」は2通りの受講スタイルがあります
- 実際に会場に足を運ぶ「対面研修」(日本診療放射線技師会が主催)
- 日本磁気共鳴専門技術者認定機構の動画講習の視聴と確認試験のクリア
どちらを選択しても良いと思いますが、わざわざ会場に行かなくても家で動画視聴して終わらせましょう!
公式サイトの右側のバナーにあるので受講をしてください⇧
- NMR現象と信号の取得
- パルスシーケンスと画像コントラスト
- アーチファクト[1]呼吸性
- アーチファクト[2]フロー
- アーチファクト[3]ケミカルシフト
- アーチファクト[4]磁化率
上記6つの動画が視聴した後に、確認テストを受けてください
これで最大の問題は解決です
この4つの講習はとても勉強になりますので、学会発表をクリアした人でもオススメできます
オススメの参考書
次に私が実際に使った参考書の中でマストな参考書を紹介します
MRI完全解説
絶対に必要です
この本が全ての基礎になると言っても過言ではありませんし、過去問にはこの本の中から、問題を作成したであろう問いもあります
MRIの原理に関してはこの一冊で十分です
この本はMRIのバイブルなので絶対に手元に持っていましょう
MRI安全性の考え方
絶対に必要です
この一冊があれば安全性に関連した問題は全て解けるようになります
IEC60601-2-33(JIS Z4951)なども網羅していてますので必ず持っていてください
MRI集中講習 改訂版 (MRI専門技術者認定試験にチャレンジするためのテキスト)
この本は必要です
MRI認定の勉強を始めるときに何をしたらいいか分からない人は、この本から挑戦するのがベストだと思います
ページ数も少なく読みやすいので最初の一冊にはオススメです
認定試験申請資格の時の性能評価をするときに役に立ちます
また安全性についても書かれています
私のお気に入りとしては、アーチファクトについて綺麗にまとまっているのが好きです
MRI応用自在
この本は必要です
MRI完全解説は原理について隈なく書かれていますが、
その原理を臨床に結びつける為に必要な本となります
要点が綺麗にまとまっているので使いやすい一冊です
MRの実践―基礎から読影まで (診療画像検査法)
この本をオススメしている人は少ないと思いますが、私は大好きな本です
なので、絶対に必要です
この本は基礎編と臨床編にがあり、臨床編がとても素晴らしいです
基礎編に関しては原理の解説なので「MRI完全解説」で十分です
臨床編では解剖や病変、MRIで撮像した時にどのような画像になるのかを解説してあります
ここで出てくる病気は必ず理解しといてください
この臨床編をきちんと学習すれば過去問で出てくる臨床問題に対応できます
他にもオススメの本はありますが、まずはこれらの本で知識をしっかりと固めましょう
具体的なプランの進め方
実際に私がどのようにして合格したのかを紹介します
MRI認定技師の試験は大体、3月の上旬に開催されます
合格発表は4月ごろにあります
実は、私は友人に誘われてこの資格を取得しようと決意したのですが、誘われたのは5月でした
なので5月から試験までの流れを紹介します
(1年じゃなくて11ヶ月ですね、、、)
現在、試験日が3月から10月に変更になっていますので、ご自身の受ける試験日から逆算して参考にしてください。
5月⇨12月
まずは申請資格を得る為に、何が必要なのかを考えました
申請資格を取るのが、一番時間がかかると思ったからです
まずは「MRI検査」の講習の申し込みをしましょう
これは定員もありますので一刻も早く、申し込みをした方がいいです
私はこの申し込みが遅かったので、関西の方まで受けにいきました
(ちなみに都内に住んでいます)
その間に、土日で「医療安全学」「救急医療学」「医療社会倫理学」の講習を受けました
そして、救急医療学の実技ができる近場の消防署を探します
これも定員や日付に限りがあるので早めに申し込みしましょう
(これは都内の消防署で受けれました)
これで学術成果が終わります。ここまでは一週間でなんとかなります。
次に性能評価に取り掛かります
私は5月中にこの性能評価を終わらせて勉強に集中したかったので、5月中に終わらせました
①SNR測定試験と均一性試験を同時に行います
この2つは同じファントムを使えるので同時に行うのが効率がいいです
一週間もあれば良いデータが取れると思います
ファントムを撮像してる間にレポートの雛形を作成していました
②スライス厚の測定をします
楔の入ったファントムを病院で所有していたのですごく助かりました
ウェッジ法で測定をしました。これも一週間で完成させることが可能です
図をグラフ用紙に書く必要があります
③T1値,T2値の測定
次のT1値,T2値の測定がなかなか大変でした
まずファントムを作成しないといけません(これが一番大変)
ガドリニウム造影剤を使って、泣きながらmol計算をしてファントムを作成しました
ちなみに片対数グラフが必要になります⇩
6月〜9月⇨1月〜4月
5月中にある程度の申請資格をクリアしたので、あとは勉強あるのみです
まずは「MRI完全解説」を最初から最後まで読むことにしました
(1ヶ月に一周のペースで読むことにしていました)
※いきなり「MRI完全解説」が難しい方は「MRI集中講習 改訂版 (MRI専門技術者認定試験にチャレンジするためのテキスト)」を2、3週するといいと思います
安全性についても理解できるので過去問を解きやすくなります
それと同時に過去問を解き始めました
過去問は日本磁気共鳴専門技術者認定機構(JMRTS)にありますので、ダウンロードをしてください⇩
*問題だけで、回答はありませんので気をつけてください
私が作成した過去問の解答と解説が見たい方はこちら⇩
1ヶ月で2、3回分の過去問を解ければ優秀です
1回分だけでも大丈夫です
過去問を解く時に様々な参考書を使うと思います。どんどん調べましょう
ただ、メインは「MRI完全解説」にしましょう
これはどの時期にも当てはまるのですが、初心者向けのMRIの勉強会には可能な限り参加をしていました
初心者向けがオススメなのは基礎を教えてくれるのと、自分で学習したことがあっているのか擦り合わせできるからです
10月〜12月⇨5月〜7月
「MRI完全解説」も大体3〜4週しているので、なんとなくMRIってこんな感じかなと掴めてくると思います
引き続き「MRI完全解説」を読んでいきましょう
この時期あたりから「MRI安全性の考え方」を本格的に使用し始めました
本格的というのは、過去問をやっていると安全性や臨床問題も出てくるので、その度に調べて回答を作成していたのでちょくちょく見てはいました
大体10月くらいになると、過去問に関してはダウンロードしたものは全て一度は解いた状態になります
同じような問題があったりするので後半は解くスピードが早くなります
また勉強会に参加した時の資料もあったので、それらを抜粋して目を通すようにしていました
1月〜試験前日まで⇨8月〜試験前日まで
この時のメインは過去問と「MRI完全解説」です
過去問は一日で一回分の半分を行なっていました
(試験は第一部と第二部に別れています)
今日は第一部をやったら、明日は第二部をやる
次の日は違う過去問の第一部をやる。と永遠に繰り返していきます
そして隙間時間に「MRI完全解説」を読む
勉強方法のまとめ
メインは「MRI完全解説」と過去問です
「MRI完全解説」に関しては試験までに10週すると目標を立てていました
過去問は毎日のように解いていたので何週したか覚えていません
他の参考書も読みはしましたが、やはりメインは「MRI完全解説」と過去問です
試験問題には安全性や臨床に関しての問題もあります
これらに関してはその都度、最適な参考書を使用して要点を抑えるようにしました
オススメの参考書以外にも使用した参考書はありますが、メインは上記で紹介した参考書です
色々な参考書に手を出すよりも、1つの参考書を何度も何度も読むことの方が大事です
試験勉強をしていると「このままで大丈夫かな?」と不安になるときが何度もありましたが、そんな時は勉強をして不安を払拭するようにしていました
また、友人も一緒に勉強をしていたのでとても心強かったです
正直、自分1人で勉強していたら受からなかったと思います
同じ志を持った友人がいたお陰で合格できました
(友人も合格しました)
合格するまでのハードルは正直高いと思いますし、簡単な試験だとは全く思いません
ただ、合格した後はMRI業務を任せられるようになったり、人から頼りにされたりするので認定試験を合格できて良かったと思います
長くなりましたが、これを機に磁気共鳴専門技術者に挑戦する人が増えると嬉しく思います
ではまた!!