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与えることが幸せになる?幸せになるGIVEと不幸になるGIVE

radio-neko

皆さん、こんにちは。

今回は私が大事にしている、仕事や私生活での考え方を共有したいと思います。

早速質問なのですが、

「GIVE&TAKE」と聞いて何を思い浮かべますか?

「何かをしてもらったから、何かをやってあげる。」
もしくはその逆の
「これをやったから、これくらいしてくれるだろう。」

このような感覚ですかね?

よく親や先生から「人には優しく、親切にしなさい」「困っている人がいたら手を差し伸べなさい」と言われてきたと思います。

そこで、

今回の記事を読むことで

・なぜ与える必要があるのか?(優しくするや手を差し伸べる)
・貰うよりも与えるべき理由は何か?
・与えるなら関わった人全員が幸せになるGIVEの仕方は何か?

を私なりの視点で解説していきたいと思います。

なぜ与えるのか?与えるべき理由は

早速結論ですが、なぜ与えるのか?

答えは幸せになるために与えるです。


私は幸せとは人と人とが関わり合うことで生まれると考えています。


『幸せの定義はなんだ?』と言われると、
人それぞれだとは思いますが、、

例えば、幸運などはパワースポットやお守りよりも人が運んでくると思いませんか?
パワースポットに行ったから幸運になれたと感じる人もいるでしょうが、
根本的には誰かがいい情報や出会いなどを運んできてくれて幸運だと感じます。

そして、なぜ貰うよりも与えるべきなのか?

研究や論文などでは、
人は与えられるよりも与える方が喜びが大きいと言われています。

ただ研究云々よりも、
誕生日を祝うためにサプライズするとか、プレゼントするなど
相手が笑顔になって喜んでくれるのが嬉しいからです。

そして、相手に満足感を感じて貰うのは、ビジネスでも普段の生活でも重要なことだと思います。

そのためにもGIVEが重要になると思います。

そしてGIVEには2つの種類があります。
幸せになるGIVEと不幸になるGIVEです。

今回この記事を書くにあたり参考にした本はこちらです。
GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代
著者名:アダム・グラント【著者】/楠木建【監訳】

とても人気の本で、Youtubeなどでも紹介している方もいます。

それではGIVEについて解説します。

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成長する時代

人間の思考と行動は3種類に分けることができます。

  • ギバー(Giver)
  • テイカー(Taker)
  • マッチャー(Macher)

なんとなく想像はできますよね。与える人(ギバー)と受け取る人(テイカー)
そしてマッチャー。

それぞれどのようなタイプの人間なのでしょうか?

ギバー(GIVER)

これは言葉のまま、与える人のことです。
ギバーはギブ・アンド・テイクの関係を相手の利益になるようにもっていき、受けとる以上に与えようとする
見返りなど関係なしに、まず先に人に与える人のことです。

お人好しな感じな人ですね。場合によっては騙されそうな印象も受けますが、、

テイカー(TAKER)

奪う人。利己的な人。
テイカーは常に、与えるより多くを受けとろうとする
ギブ・アンド・テイクの関係を自分の有利になるようにもっていき自分の利益を優先する。

この説明だけでは単に嫌な人ですね。

マッチャー(MATCHER)

バランスを取る人。
与えることと受けとることのバランスをとろうとする
相手の出方に合わせて、助けたりしっぺ返しをして、ギブとテイクを五分五分に保つ。

GIVE&TAKEの代表的な人ですね。
貰ったら返し、与えたら返してもらう。
大体の人がこのような行動を取るのではないでしょうか?

では全ての人をこの3タイプに振り分けるとどのような割合になるのでしょうか?

ギバー・テイカー・マッチャーの割合は?

マッチャー56%、ギバー25%、テイカー19%
このような割合になると言われています。

マッチャーが多いのはなんとなくわかりますが、テイカーが一番少ないんですね。
ギバーが一番少ないと考えていました。


では、次にこの3タイプが仕事や学業にどのように影響するか見てみましょう!

成功するタイプ、失敗するタイプはどれか

ギバー、テイカー、マッチャー

この中で一番、失敗しやすいのはどのタイプでしょうか?

それはギバーです。

なんとなく想像はできますよね?仕事を押し付けられそうとか、騙されそうなど。
自分の成功を犠牲にして、相手の利益を優先しているから。
どの職種においても、ギバーは思いやりがあり、人を疑わず、相手の利益のためなら自分の利益を犠牲にすることもいとわないようです。

これだけでは、
「結局いい事をしても報われないのか?」
「結局は自分の成果を求めて人を利用するしかないのか?」
と思い込んでしまいそうですが、、

最も成功するのもギバーなのです。

では残りのテイカーとマッチャーはどうでしょうか?

テイカーとマッチャーはどちらが成功するか

結論から言うと、

マッチャーの方が成功しやすいです。

理由は簡単です。
テイカーが勝つ(成功)する時には、たいてい他の誰かが負けることが多い。
つまり、成功してもテイカーは妬まれやすく、なんとかして失脚させてやろうと周囲から思われるそうです。

テイカーは最初は上手くいくのですがのちに、失脚します。

そして、テイカーを失脚をさせるのがマッチャーです。

マッチャーは与えることと受けとることのバランスをとろうとする
相手の出方に合わせて、助けたりしっぺ返しをして、ギブとテイクを五分五分に保つ。
そしてほとんどの人がマッチャーなので、テイカーは失脚するというわけです。

「目には目を」とういことですね。

まとめると、

幸せになるギバーと幸せになれないギバーの違いとは

では、私たちが幸せになるギバーになるために、成功するギバーと失敗するギバーを比べてみましょう。

ここで大事なのは与えるという行為が成立するためには、受け手がいないといけません。

受け手との関係が重要になってきます。

・幸せになるギバーは、受けとるより多く与えても、決して自分の利益は見失わず、それを指針に「いつ、どこで、どのように、誰に与えるか」を自分自身で決定できる

・失敗するギバーは、他者の利益に重きを置いて、自己の利益への関心が低い。


テイカーは利益をどれだけ自分のものにするか考えますが、成功するギバーは得られた利益を大きくして、みんなの取り分を大きくしようとします。このような行動は相手を助けつつ、信頼や尊敬され、長い目でみると大きなパフォーマンスが出せるようになります。

成功しないギバーはただのお人好しです。頼んだら何でもやってくれる、断るこのできない人です。
自分の利益を犠牲にして相手に尽くすだけで最終的には燃え尽きてしまいます。
悪い言い方をすればテイカーに利用だけされて終わります。

相手を選んで、困っている人を助ける選択をとれるかとれないかが大きくこの両者を分けます。

幸せなGIVEをするためには

燃え尽きて自分がダメになるGIVEをしないように、
どのような行動を取るべきなのかを考えてみます。

1.自分のできる範囲でGiveをする(無理をしない)、まずは自分が優先

自分のできる事以上をすると自分が潰れてしまいます。
お金がないのに、相手にお金を貸して自分の生活が上手くいかなくなる人もいます。
まずは自分を優先にしてください。一番大事なのは何よりも自分自身です。

2.感謝を求めない

相手に何かをした時に見返りを求めないこと。
「これだけの事をしたんだから、これくらいやってくれるだろう」と思うくらいならやらない方がいいです。
「ありがとう」を言われなくても、何とも思わない程度のGIVEから始めるのが良いと思います。

3.相手を選ぶ

誰にでもGIVEをする必要はありません。

世の中には与えたら、それ以上にもっと貰おうとする人もいます。

搾取ばかりしようとする人には近づいてはいけません。何もいい事はないです。

まとめ

幸せになるためにGIVE(与える)、与えることで相手が笑顔や満足感を感じてもらえると、それ以上に自分が嬉しい。これが与える理由です。

そして幸せになるためのGIVEは、自分で相手を選んでいいんです。そして無理しないでください。

まずは自分のできる範囲で無理をせずにGIVEをしてみましょう
そのような行動は人から、信頼や尊敬を集めることができます。

そしていつか大きな力となってくれると思います。

紹介した本の中には、どうのようにすれば最高するギバーになれるのか、具体的な方法、燃え尽きない為にする行動など記されています。

この本は実体験や研究をもとに書かれているので、リアルに伝わると思います。
また、どのようなコミュニケーション・行動をすれば関わった人全てが幸せになるかわかります。

恋人関係や夫婦関係・仕事関係などすべてに役立つ本だと思います。

一緒に学習してより良い未来に変えていきましょう。


ではまた!!

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